個性とアイデンティティは似ているようで違った意味を持ちます。
AIベースの社会において、最も重要とされるワードですので、しっかりと理解したいところです。
目次
個性とは
個性とは、性格や人柄、人格など「他者から見た特性」を意味します。
個性は、「パーソナリティ」とも言う。
心理学では、人間の行動や判断のもとになる考え方や傾向のことを指す。人間が生まれつき備えている性格や素質に加えて、家族や生活環境、周囲との人間関係など、子どもから大人になる成長の過程で次第に形成されると考えられている。
アイデンティティとは
アイデンティティは、自己同一性と呼ばれ、自己アイデンティティは、以下の 3 つの基準によって定義されている。
①斉一性
自分について自分も他人も同一の人と認めること。
社会の中で、人類が生存する大きな枠組みでライフスタイルが一様に同じ状態を保ち揃っている性質のことをいう。
②帰属性
自分自身は何らかの集団に属し、それと一体感をもっていること。
③連続性
昔の自分も今の自分も一貫して同じであること。
特性
ここでいう「特性」とは、「特有の優れた性質」のことをいいます。
もともと持っている性格とは違い、「きゃら診断」による知性と知能を数値化して、その時々の状態を特性としています。
つまり、生まれ持った資質に加えて、経験や習得した能力を総称しているため、可塑性がある性質とみなし粘土のように塑像できる性質であるということ。